記者は見た!(のか?)5

昨日はロマンスメイツの森翔太氏の半生を振り返った。
そこで紹介した森氏のブログが波紋を呼んでいる。

名指しで批判されたコツブ桃山城の島田桃依さんから、
記者のもとに怒りの電話がかかってきた。

「なんだあの記事は! ロマンスメイツの森、ぶっ潰してやる!
リングにあげて叩きつぶしてやる! ぶっ殺してやる! 死んでも墓にクソぶっかけてやる!!」

電話の向こうでパワーホールが鳴り響いている……。

ところで、森氏はどうやら最近誕生日を迎えたらしい。

この写真は、悪魔のレフェリー・危口統之氏のミニブログTwitterに投稿されたものだ。
公正であるべきレフェリーが特定の選手の誕生日を祝うとは、由々しき自体である。

聞けば、ロマンスメイツのふたりが主戦場としている「悪魔のしるしプロ」は、
他でもない、危口レフェリーが主宰する団体だという。

ひょっとすると、ロマンスメイツと危口レフェリーは裏で手を組み、
王座を手中に収めようとしているのではないか?

真相を確かめるべく、危口レフェリーの自宅を尋ねたが、
チャイムを鳴らしても反応はなかった。

危口氏の自宅の壁面にはビッシリと文字が書かれている。

「とりあえず数百年後の演劇では職業俳優や舞台監督などとっくに不要になっているに違いない」
「むろん演出家などもっと早くに絶滅する 先ずが俺が死滅するからみんな後に続け」

謎の言葉を丁寧に探っていくと、今回の大会に関係ありそうな文を発見した。

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年末の何かと物入りな時期に無茶な依頼をされ非常に困窮している。
自分は横浜市民であり、会場のある清澄白河まで出かけるのにも多大な金銭と時間を必要とする。
遠くからわざわざ来れくれたレフリーに誠意ある態度を示してくれるチームには、情のこもった判定で恩義に報いたい。
なお、誠意の形式については、金属製よりも和紙で現されたものの方が好ましい。

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謎である。
金属製の誠意とは、和紙で現された誠意とは、一体何を意味するのだろうか?
しかし、危口氏が何か企んでいることは間違いがなさそうである……。


「非常に困窮している」という危口レフェリーと対照的なのが、
キビキック from ゲロマザーファッカーズのふたりだ。

記者のもとに送られてきた写真を見てもらいたい。

優雅である。
「ロンドンの郊外で庶民の生活を体験しています。素敵なガーデンでティータイムです」
写真にはそう書き添えられている。

自分もロンドンで優雅な午後を過ごしてみたい……。
記者は本紙デスクにキビキック取材のためロンドン出張を申し込んだが、にべもなく断られてしまった。
デスクはケチなのだ。デスクはさらに、あろうことか写真にまでケチをつけ始めた。

「これさ、コーヒー淹れようとしてるよね?
 ロンドンでティータイムって言ったら紅茶でしょ?
 このふたり、ほんとにロンドンに行ってるの?」

なんと頭でっかちなデスクだろう!
ロンドン市民だって、紅茶ばかり飲んでいるわけではないのだ。

二人は間違いなくロンドンにいる…はずだ……。
しかし、大会は3日後に迫っている。一刻も早い帰国が待たれる。