2011-01-01から1年間の記事一覧

記者は見た!(のか?)7

いよいよ明日、12月23日、「コツブ桃山城の女子プロ王座決定戦」が開催される。 直前の会場の様子をお届けするべく、記者は徳島から東京へと飛んだ。普段はギャラリーとして使用されている清澄白河「SNAC」が、 すっかり四角いジャングルと化していた……!し…

記者は見た!(のか?)6

「コツブ桃山城の女子プロ王座決定戦」まで2日と迫った今日、 キビキック from ゲロマザーファッカーズから1通のメールが届いた。 - 森の写真がいちいちムカつく! まぢゲロ!ファックファック! マザファック!! ゲロマザーファック!!!!!! キルユ…

記者は見た!(のか?)5

昨日はロマンスメイツの森翔太氏の半生を振り返った。 そこで紹介した森氏のブログが波紋を呼んでいる。名指しで批判されたコツブ桃山城の島田桃依さんから、 記者のもとに怒りの電話がかかってきた。「なんだあの記事は! ロマンスメイツの森、ぶっ潰してや…

記者は見た!(のか?)4

ロマンスメイツの森翔太は、生まれながらにして話題を呼ぶ男だった。 その年に鳥取県内で生まれた赤ちゃんの中で、一番重い体重だったため、 生後一ヶ月にして鳥取新聞にその名が刻まれることになったのである。産後一週間で歩いてみせた森は、親戚関係者一…

記者は見た!(3)

日曜日の昼下がり。 家族サービスに勤しんでいた記者のケータイが鳴った。「大事な話があるんで、うちにきてください」 声の主は、コツブ桃山城の島田桃依さんだ。何か特ダネが聞けるのかもしれない。 嫁に罵られながらも島田さんの家に駆けつけると、 彼女…

記者は見た!(2)

記者のもとに、2枚の写真が届けられた。 稽古場を公開せず、行方をくらましていたマームとジプシーチームの写真だ。この写真を見てほしい。大蛇である。グルグル巻きである。 巻かれている女性は、そう、召田実子さんだ。現場に居合わせた人によれば、 召田…

記者は見た!(1)

王座決定戦まで一週間。 出場者たちは一体、どんな日々を送っているのか。 記者がその日常を追った。kivikick from ゲロマザファッカーズの菊池明明は、西巣鴨にいた。 彼女が参加していたのは、アメリカ出身の伝説の白湯イスト、 サユ・ブライトマンが主宰…

マームとジプシー

マームとジプシー 伊野香織(左) ニューヨークで一番有名な日本人、 それが伊野香織だ。 抜群の歌唱力を武器に ブロードウェイだけに留まらず、 ハリウッド作品にも多数出演してきた。 そんな彼女がプロレスに目覚めたのは、 アナコンダと格闘する役を演じ…

コツブ桃山城

コツブ桃山城(王者) 島田桃依(上) 「タイで日本人の女はモテる」――。 噂を耳にした島田がタイを訪れるのに さほど時間はかからなかった。 男にモテる職業といえば、ホステスだ。 カタコトの言葉で接客を始めたものの、 どういうわけだか一向にモテない。…

坂口真由美

坂口真由美(お手伝い) 小さな街の洋服お直し店に、坂口は生まれた。 19の夏、たまたま父の代わりに店番をしていたとき、 高山がリングコスチュームの修繕を依頼するため来店。 初めて目にしたリングコスチュームはきらびやかで、 彼女を女子プロレスの世界…

ロマンスメイツ

ロマンスメイツ 森翔太(左) きっかけは、ジャニーズJr.に応募したことだった。 応募がクラスの女子にばれた森は、 「勘違い野郎」と女子に罵られるようになった。 女性を、ひいては世の中を恨み始めた森は、 修学旅行にはマキビシを持参したり、 デニーロ…

危口統之

危口統之(レフェリー) 危口がレフェリーを志したのは数年前、 ヤンキー夫婦の喧嘩に遭遇したのがきっかけだった。 殴られて血まみれの奥さんをみた危口は 「これはイカン」と仲裁に入ろうとしたが、 血走った眼をした旦那に睨まれてしまう。 「何だテメェ…

kivikic from ゲロマザファッカーズ

キビキック from ゲロマザーファッカーズ 菊池明明(左) 菊池がエルサレムで産声を上げたのは、 6月6日6時6分6秒のことだった。 「悪魔の子」と呼ばれた彼女の手足は長く伸び、 「地平線と同じ長さだった」との目撃談もある。 わけあって、今は自由が丘に移…

コツブ桃山城の女子プロ王座決定戦

12/23(金・祝)「コツブ桃山城の女子プロ王座決定戦」力の有り余った小劇場の強者女優達が、根拠のない意地とプライド、女子プロ王座をかけて戦ってみよう!!というこの企画。 はたしてこれは女子プロなのか、演劇なのか、コントなのか…何が起こるかは当日…